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その他 RSウイルスワクチン (アブリスボ) の取扱いを開始します 2024/10/28
当院において、RSウイルスワクチン(アブリスボ)接種を開始いたします。
<RSウイルスとは>
RSウイルス感染症は、RSウイルスに感染することによって起きる呼吸器の感染症です。生まれたばかりの赤ちゃんから高齢者まで感染します。症例は軽い風邪から重い気管支炎や肺炎の症状まで様々です。
生まれてから6ヶ月以内の赤ちゃんの免疫は未成熟であり、RSウイルスに感染すると重症化することがあるため注意が必要です。妊娠24週~36週に妊婦さんにワクチンを接種すると、体内で抗体が作られ、胎盤を通して赤ちゃんを感染から守る役割を担っています。
RSV感染症による入院率を評価した海外の報告によると、RSV感染症による入院の50%超は生後3ヶ月以内に、75%超は生後6ヶ月以内に認められています。また、RSVに感染した2歳未満の患者を対象とした国内の報告によると、その約25%が入院していたこと、入院の41%を生後6ヶ月未満の患児が占めていたことが示されました。
ワクチンはおよそ生後6ヶ月効果があるとされます。特に、妊娠28週~36週の間に接種することで、有効性が高くなっていることが分かっています。
<当院では>
対 象:妊娠24週~36週の当院で妊婦健診を受けている方
※当院では28週以降をおすすめしています
※接種は任意です
投与法:筋肉注射
接種ご希望の場合:
ご予約は、妊婦健診時に医師にお申し出ください。
会計時にご予約いただき、次回検診時に接種となります。
※医師の判断で、コロナを含む他のワクチンと同時接種可能です。
費 用:35,000円(税込)